
「リハビリの費用を少しでも抑たい…」
「おうちで楽しくできる運動遊びやトレーニングの道具が欲しい」
そんな悩みは、100円ショップのアイテムで解決できるかもしれません!
この記事では、脳性まひ(痙直型)の我が子の手指・足指トレーニングに実際に効果があった100均グッズを厳選。
作り方、期待できる効果を詳しく紹介します。
すべて担当の理学療法士(PT)さんのアドバイスを反映し、「これは良いね」と褒められたものだけを集めました。
手先が不器用な私でも簡単に作れたものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

【はじめにお読みください】
この記事で紹介するグッズや方法は、あくまで家庭での遊びや練習の一例です。医学的な効果を保証するものではありません。
お子さんの発達状況や特性によって、合う・合わないがあります。必ず事前に担当の医師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)などの専門家にご相談の上、安全に十分配慮して行ってください。
1. 手指トレーニング編

まずは「つかむ」「離す」「つまむ」といった手指の細かい動きを促すグッズです。
脳性まひ(痙直型)の場合、筋肉の緊張で指が握ったままになりやすく、「開く」「伸ばす」動作が難しいことがあります。
遊びの中で「つまむ」「引っ張る」といった、指を能動的に使う経験を増やすことが、手の機能の発達につながります。
① ゴムバンドつまみ遊び

- 材料: 輪ゴム(太めのもの)、洗濯バサミ(木製やプラスチック製)
- 作り方:
- 洗濯バサミを開き、片方の先端に輪ゴムを引っ掛けます。
- もう片方の先端にも輪ゴムを引っ掛け、ピンと張った状態にします。
- テーブルの端や、板などに洗濯バサミを固定して完成です。
- 遊び方・効果:
輪ゴムを指で「つまんで、引っ張る」動作を繰り返します。洗濯バサミの固定位置を工夫することで、手首や腕全体の動きにもつなげられます。
期待できる効果: 指先の力(つまむ力)、指を伸ばす力(伸筋)の強化。
- 【体験談】1ヶ月後のビフォーアフター
当初は輪ゴムに指をかけること自体が難しかったですが…
1ヶ月後、反対の手で補助しなくても、自分でつまんで引っ張れる時間が増えました!
② スポンジ・ブロック
【我が家の工夫】お風呂用の大きいスポンジを小さく切って使っています。濡れても大丈夫なので、お風呂での遊びにも活躍中です!
2. 足指・足首編
足裏の感覚を育てたり、足首や足指の可動域を広げるためのグッズです。
足裏は「第二の脳」とも呼ばれ、地面の状態を感じ取る重要なセンサーです。様々な感触を足裏で体験することは、バランス能力や正しい歩行姿勢(立位姿勢)の土台作りに役立ちます。
⑪ ビーズ踏みボード

- 材料: 発泡スチロールの板(または硬めのスポンジマット)、大きめのビーズ(誤飲しないサイズ)、接着剤
- 作り方:
- 発泡スチロールの板に、ビーズをランダムに配置します。
- (写真1)接着剤でビーズをしっかりと固定します。
- (写真2)乾いたら完成です。滑り止めシートの上に置くと安全です。
- 遊び方・効果:
ボードの上をゆっくりと足踏みしたり、座った状態で足裏をゴロゴロと動かしたりします。
期待できる効果: デコボコした刺激による足裏感覚の活性化、足関節の可動域トレーニング。
- 【PTさんアドバイス】
「裸足で行うのが一番ですが、冷たい時期は薄手の靴下でもOKです。ビーズの大きさや間隔を変えて、複数のパターンを作ってみるのも良いですね。」
3. 姿勢保持・バランス編

座位や立位の安定、体幹を鍛えるためのグッズです。
手足を上手に動かすためには、土台となる「体幹」の安定が不可欠です。あえて少し不安定な環境(バランスクッションなど)を作ることで、体が無意識にバランスを取ろうとし、体幹の筋肉が鍛えられます。
㉑ なんちゃってバランスクッション

- 材料: 空気の入れられるビニール袋(またはビーチボール)、空気入れ(自転車用など)、(あれば)滑り止めの布
- 作り方:
- ビニール袋(またはビーチボール)に空気入れで空気を入れます。パンパンにしすぎず、少し弾力がある程度にします。
- 空気が漏れないよう、しっかりと口を縛ります。
- 椅子の上に置き、必要であれば滑り止めの布を被せて完成です。
- 遊び方・効果:
このクッションの上に座り、テレビを見たり、お絵かきをしたりします。不安定な座面でバランスを取ろうとすることで、自然と体幹が使われます。
期待できる効果: 体幹の筋力アップ、座位バランスの向上。
(材料、作り方、効果、写真などを記載)
4. 【最重要】安全に使うための注意点と免責事項

100均グッズは安価で手軽ですが、本来の用途とは異なる使い方をする場合もあります。安全に使うために、以下の点に必ずご注意ください。
- 医療的助言ではありません:
繰り返しになりますが、この記事は医療的助言に代わるものではありません。紹介している内容は、あくまで筆者の体験に基づくいちアイデアです。
- 専門家の確認(必須):
お子さんの現在の状態に合っているか、危険がないか、使用前に必ず担当の理学療法士(PT)や作業療法士(OT)さんにご相談ください。「こういうのを作ってみたんですが、どうですか?」と写真を見せるのが一番早いです。
- 誤飲・怪我の防止:
ビーズやキャップなど、小さな部品の誤飲には最大限ご注意ください。また、尖った素材、割れやすいプラスチックなども避け、遊ぶ際は絶対に目を離さないでください。
- 商品の変動について:
100円ショップは商品の入れ替わりが激しく、紹介した商品が廃盤・欠品になっている場合があります。その場合は、似たような商品で代用できないか検討してみてください。
5. よくある質問(Q&A)

おうちでのトレーニングに関して、我が家が悩んだり、ママ友からよく聞かれたりする質問をまとめました。
Q1. 1日にどれくらいの時間やればいい?
A1. 時間や量は決めなくてOKです。
「リハビリ」と考えると親も子も疲れてしまいます。あくまで「遊び」の一つとして、お子さんがやりたがった時に、5分でも10分でも集中して遊べれば十分、とPTさんからも言われています。
Q2. 子どもが嫌がったり、すぐに飽きたりします…
A2. 無理強いは禁物です。やり方やタイミングを変えてみましょう。
我が家でもよくあります! 嫌がる時は「もっと簡単なもの」に変えたり、全く別の遊び(絵本など)に切り替えたりします。
また、お風呂上がりで体がほぐれている時や、機嫌が良い午前中など、タイミングを見計らって誘ってみるのもおすすめです。
Q3. 作ったけど、うまく使ってくれません。
A3. まずは「親が楽しそうに遊ぶ姿」を見せるのが一番です。
子どもは親の真似が大好きです。「わー!これ楽しい!」「見て見て、こんなのできた!」と大げさなくらいに親が遊んでいると、「なにしてるの?」と興味を持ってくれることがあります。焦らず、気長に待ちましょう。
6. まとめ&お買い物チェックリスト

今回は、100均で揃う脳性まひ支援グッズをご紹介しました。
高価なリハビリ用品でなくても、アイデア次第でおうちでのトレーニングは充実させられます。大切なのは、お子さん自身が「楽しい!」と感じ、自ら「やりたい!」と思える環境を作ってあげることだと、私は考えています。
ぜひ、お子さんと一緒に「宝探し」をする気分で、100円ショップを覗いてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事へのご感想や、「うちはこんな工夫をしています!」といったアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてください。
次回は「セリア限定!脳性まひ支援グッズ15選(PTお墨付き)」をお届けする予定です。
お楽しみに!
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