障害児育児をSNSで発信する私に降りかかった現実と、立ち直るまでの道のり

こんにちは、さえゆきです。
私は、障害児である息子との生活をX(旧Twitter)で発信しています。
あまり語られることのない「障害児育児のリアル」を、包み隠さず伝えることで、誰かの希望や支えになれたら——。そんな思いで日々投稿を続けてきました。
でもその裏側には、言葉の暴力=誹謗中傷との壮絶な闘いがあったのです。
🥀 誹謗中傷は突然に。そして、毎日続いた。
私がSNSで息子のことを発信し始めてから、すぐに心ない言葉が届くようになりました。
「ちゃんと食べさせてるの?」
「育児放棄じゃないの?」
「障害児をネタにしてるんでしょ」
これらの中傷コメントが、半年間、毎日、複数のアカウントから届き続けたのです。
🍽 息子の体重が増えない。それは私にとって、最も大きな悩みだった。
息子は好き嫌いがなく、年少で年長児ほどの量を食べる子でした。
それでも、身長も体重もなかなか増えない。
当然ながら、私はできる限りのことをしました。
✅ 受けた検査・支援
- 栄養指導
- 血液検査
- 検査入院(食事観察)
- 成長ホルモンの分泌検査
- 脳のMRI検査
- 骨年齢のレントゲン
- 染色体検査
- 遺伝子検査
すべて正常。異常はひとつも見つかりませんでした。
それでも、息子は歩けず、話せず、小さな体のまま。
**「原因不明の発達遅延」**という診断だけが残ったのです。
💔 中傷は想像を超えていた
それでも私の元に届く言葉は——
「虐待してるんじゃないの?」
「栄養がないものしか与えてないんでしょ」
「療育もリハビリも受けさせてないんじゃないの?」
根も葉もない内容ばかり。
見ないようにしても、他の人から「○○で叩かれてたよ」と知らされてしまう。
自分の子どもの命と向き合っている母として、これ以上つらいことはありませんでした。
🧠 メンタルが限界に。クリニックに通う決断を。
私は、病院にも療育にも何度も通いました。
検査もすべてお願いしました。
「親として、できることは全部してあげたい」。
その一心でした。
でも、中傷は心を蝕みます。
気づけば、息が浅くなり、眠れず、ごはんが喉を通らなくなり……
現在は、二週間に一度、メンタルクリニックに通院しています。
🔐 誹謗中傷は「言葉」でも犯罪行為です
SNSでの誹謗中傷は、たとえ匿名でも立派な犯罪行為です。
特に以下のケースでは、法的に訴えることが可能です。
📌 中傷の種類と違法性
中傷の内容 | 違法の可能性 |
---|---|
名誉毀損(例:虐待しているなど虚偽) | ✅ 違法 |
侮辱(例:バカ、死ねなど) | ✅ 違法(2022年に厳罰化) |
虚偽の事実流布 | ✅ 違法 |
ストーカー的な粘着 | ✅ 違法(ストーカー規制法) |
※証拠(スクショやログ)を残しておくことがとても重要です!
🕊 乗り越えるために。私がしてきた対処法
💡 私を救ってくれたもの
- 信頼できるフォロワーの声:「私も同じ状況です」「共感しました」
- メンタルクリニックでのケア:吐き出すことで楽になる
- 通報・ブロックの徹底:粘着に付き合わない
- 証拠保存:将来のためにスクショ
💬 最後に伝えたいこと
中傷されている最中は、本当に苦しいです。
でも、あなたが悪いわけじゃない。
むしろ、誰よりも頑張っている証拠だと私は思います。
どうか、自分の心を守ることを優先してください。
発信は、あなたの自由です。
でも、苦しいなら、距離を置いてもいい。
誰かに頼ってもいい。
📣 誹謗中傷に悩んでいるあなたへ
もし同じように悩んでいる方がいたら、DMやコメントでお話してください。
私は一人じゃなかったと気づけたとき、とても救われました。
あなたにも、安心して声をあげられる場所がありますように。
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