
はじめに|「療育ってどこも一緒でしょ?」…と思っていませんか?
障害のあるわが子のために療育を考えたとき、
「どこに行ってもやることは同じなんじゃないの?」と思ったことはありませんか?
実際に私も、最初はそんなふうに思っていた一人でした。
でも実際にいくつかの療育施設を体験してみると…
内容も雰囲気も、方針もまったく違う! ということに気づいたんです。
この記事では、私が息子と一緒に体験した【4つの療育スタイル】を紹介します。
これから療育を始める方の参考になればうれしいです🌷
🏫① 保育園みたいな「行事がいっぱいの療育園」
最初に通っていた療育は、保育園とほとんど同じ雰囲気。
行事がとにかく充実していて、毎日がキラキラしていました✨
特徴
- 朝はみんなで体操からスタート
- 年齢ごとに分かれて朝の会
- 発達状態に合わせたクラス別療育
- 運動会・お泊まり会・夏祭り・お誕生日会など、季節イベントがいっぱい!
- 温水プールでの水泳療育もあり
- 規模が大きく、施設も広々
子どもも親も、社会に出る準備が自然とできるような療育でした。
🎨② 個別療育が中心!課題にしっかり向き合うマンツーマン療育
次に通った施設は、個別療育が中心のところ。
特徴
- 自由遊びからスタートして、個別療育に移行
- 子どもの発達課題に沿って、マンツーマンで支援
- 息子は手先が不器用だったので、
→ 「貯金箱にコインを入れる」などの指先あそびが中心 - トイレに行くための準備(声かけ→オムツ持参→脱ぐ)などの生活動作練習も
「できた!」の積み重ねが自信になっていく様子が見られました。
🤸③ 運動療育!「身体を動かして脳も育てる」アクティブな療育
3つ目の施設は、運動療育をメインにしたところ。
特徴
- 「運動は脳を育てる」という考えのもと、運動遊び中心
- 幼稚園に近い雰囲気
- 特に力を入れていたのは
→ 順番を待つこと(社会性の土台作り) - 外出支援あり!
→ お化け屋敷、交通ミュージアム、室内公園などいろんな場所へ♪ - 夏はビニールプールも✨
身体をたっぷり動かすことで、集中力や感情のコントロールも少しずつ変化してきたように思います。
👥④ 個別+集団療育!ST(言語聴覚士)さんのサポートで言葉が増えた!
現在も通っている施設では、個別療育と集団療育をミックスして実施。
そして何より心強いのが、ST(言語聴覚士)さんの存在です。
特徴
- 個別療育で課題に取り組みつつ、集団でも過ごす時間あり
- 発語がなかった息子も、STさんの個別を受けた後から…
→ 「ここ!」「どこ?」と宇宙語+単語がどんどん出るように!
最近は、スマホを耳にあてて
「kgflkdjがdfjが…りょうかい!」なんて、**先生のマネ?**という場面も(笑)
言葉の芽が少しずつ育っているのを感じています。
❗療育ってどこも同じ?実はぜんぜん違いました!
療育って、一見「どこも似たようなことやってるよね?」と思われがちですが…
実際には方針・雰囲気・対象年齢・力の入れ方が本当に違うんです。
特に人気施設は空きがなくて毎日は通えないということもあり、
我が家のように2か所を併用している家庭も多いです。
中には保育園と併用しているお子さんもいますよ。
🕵️♀️見学してみると「合う・合わない」がはっきりわかる!
「どこも一緒だと思ってたけど、見学に行ったらイメージが変わった!」という声も多数。
- 先生との相性
- 子ども同士の雰囲気
- 施設の広さや安全性
- 対応してくれる専門職の有無(ST/OT/PTなど)
…など、実際に見てみないとわからないことがたくさんあります。
気になるところは、ぜひ一度見学をしてみてください!
「ここなら子どもがのびのび過ごせそう」と思える場所に出会えるかもしれません✨
✨まとめ|療育は子どもの可能性を広げる第一歩
療育って、「行かなきゃいけないもの」と思うとちょっと重いけど、
「子どもの世界を広げてくれる場所」と考えると、ぐっと前向きになれます🌱
我が家も最初は不安でいっぱいでしたが、療育の場で出会った先生たちやお友だち、そして小さな成功体験が息子を変えてくれました。
これから療育を考えている方の参考になればうれしいです😊
ご質問・コメントなどお気軽にどうぞ💌
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